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【独占インタビュー】台湾映画『進行曲 マーチングボーイズ』ユー・ジェエンにインタビュー「やり遂げることを信念としているところが、自分と似ている」

3 分前
読了時間: 7分

1990年代の台北を舞台に、マーチングバンドに青春をかけた男子高校生たちを描く台湾映画『進行曲 マーチングボーイズ』が、10月23日(金)よりシネマート新宿ほか全国で順次公開されます。


台湾屈指の名門・建国高校に通うジャン・ハオは、医学部進学を望む父親からの期待に悩みながら、密かにマーチングバンド部へ入部。自由奔放なリウ・ジーチュワン、真面目で責任感の強い部長・タイチェンらと出会い、衝突を重ねながらも、仲間と一つの音楽をつくり上げていきます。実話をもとにした本作では、主要キャストたちが半年から1年半にわたる猛特訓を重ね、吹き替えなしで演奏やフラッグのパフォーマンスに挑んでいます。


主演は、ジャン・ハオ役のムー・セン、リウ・ジーチュワン役のリウ・ユーレン、タイチェン役のユー・ジェエン。監督を務めたのは、『We Best Love 永遠の1位/2位の反撃』『My Tooth Your Love ラブリー・クリニック』などを手がけたジャン・ルイジー監督。




今回は、タイチェン役を演じたユー・ジェエンにインタビューを行いました。


※映画の内容に触れる部分があります。




◆この映画に出演が決まった時の感想を教えてください。


ユー・ジェエン:映画の撮影が今回初めてだったので映画に出演できることと、僕はもともとドラムの経験があったのでそれを生かせる役を演じれる事が嬉しかったです。




◆ドラム経験者なんですね!ドラムを始めたきっかけは?


ユー・ジェエン:きっかけは台湾のバラエティーだったと思います。西洋の芸能人の方がドラムを演奏しているのを見て、とてもかっこよくて魅力を感じ始めました。小学4年生から始めました。


◆今回演じた役で自分と似ているところと異なるところを教えてください。


ユー・ジェエン:まず似ているところは眼鏡かけているところです(笑)。また、一つのことをしっかりやり遂げることを信念としているところが、自分と似ていると思います。異なる部分は、映画の舞台が最難関校と言われる高校なので、成績がちょっと違ったかな(笑)。


◆この映画はスタントなしでのパフォーマンス撮影だったため、半年間の厳しい練習に挑んだと聞いています。練習の中で大変だった事はありますか?


ユージェエン:大変だったところはドラムを持ちながらマーチングをすることです。普段あんまり運動するタイプではないしドラムも重いし、さらに行進もしなければならず、はじめは太ももがすごくしんどかったです。でも2〜3ヶ月くらいみんなと一緒に行進しているうちにだんだん筋肉もついてきて慣れてきました。




◆撮影を通じて印象に残っているエピソードがあったら教えてください。


ユー・ジェエン:撮影期間が12月~1月で台湾のとても寒い時期でした。映画の中に海辺のお葬式のシーンがあるんですが、薄着で音楽を演奏します。お葬式なので撮影中はみんなシリアスな顔をして演技をしていましたが、終わった途端すぐヒーターのところに集まっていてアヒルさんみたいで印象的でした。


◆ムー・センさんとリウ・ユーレンさんは楽器未経験者、ユー・ジェエンさんは経験者として参加されたと思いますが、お2人にアドバイスなどはされましたか?


ユー・ジェエン:ムー・センさんはもともとギターをされていたので、音楽的なところを教える必要は全然なく、また音楽のセンスもある方です。リウ・ユーレンさんはどちらかというと運動タイプの方で、彼も劇中でドラムを演奏していたので、一緒に練習していました。彼が何かを学んでいる間に、僕は経験者なので次のことを先に勉強するような状態だったので、休み時間やちょっとした空き時間には、音楽を流して「このリズムに合わせて歩いてみて」という感じで、少しアドバイスをしながら一緒に練習をしていました。


◆監督から言われた言葉で特に印象に残っている言葉はありますか?


ユー・ジェエン: 映画撮影の2、3ヶ月前に出演俳優のみんなと監督と一緒にカフェにいきました。そこではどちらかというと映画の話ではなく、自分自身の成長の背景だったり学生時代の話をシェアしました。その時に自分が演じる役と自分の学生時代や自分の性格がとても似ている部分があることに気が付きました。会話の中で監督が自分で自分が演じる役のポイントを気づかせているようで、言葉ではないのですが、その時間がすごく印象的でした。




◆監督はユー・ジェエンさんと日本の漫画とかアニメが好きなところも共通点と言っていたのですが、そういったお話もされてましたか?


ユー・ジェエン:はい!話してました。また、今回が初めての映画撮影だったので、役をどう準備すればいいか監督に相談したところ、「じゃあ漫画で考えてみよう」と言われました。そこで、『NARUTO -ナルト-』の奈良シカマルが、自分の演じる役とすごく似ていることに気が付きました。チームの中心にいながらも、とても冷静なところが似ているという話もしました。


◆映画の中でユージェエンさんがお気に入りのシーンとかセリフを教えてください。


ユー・ジェエン:後輩たちがマーチングの試合に出れないことに対して先生たちに抗議をするシーンで、自分たち高校3年生が教室で「後輩たち怖がらないで。先輩がいるから大丈夫だよ」って言うセリフがすごく印象的でした。




◆少しプライベートなお話を伺いさせてください。台湾でお気に入りの場所を教えてください。


ユー・ジェエン:一番おすすめの場所は台南です。台南はとにかくご飯がおいしいです。そして物価が安いです。台南の特徴はご飯が甘さベースで作られています。それがすごく好きです。一番のおすすめは牛肉スープ。日本の皆さんにも台湾にきたら台北だけではなく台南にも行ってほしいです。美味しい食べ物や古い建物もあり、観光できる場所もいっぱいあるのでおすすめです。


◆以前インタビューをした時にマイブームが、Netflixで視聴が終わりそうになっている作品を急いで見るのがマイブームと言っていたんですが、今もそれは続いてますか?


ユー・ジェエン:(笑)。NetflixやDisney Plus、AmazonVideoを登録しているんですが、いまはそのサブスク解約して、解約後でも見れる期間で視聴することにはまっています。その期間で観たい作品を全部観切る。それでその期間が終わったらまたサブスクを登録するということを繰り返してます。




◆もうすぐ2026年も終わりますが、今年中にこれだけやりたいと思っていることありますか?


ユー・ジェエン:2026年の年初に今年は雪を見たいと言っていました。台湾はめったに雪が降らないので日本で見たいのですが、観光客が少なくて、観光ができて、雪を見れる場所を探しているところです。



◆ありがとうございます。それでは最後に日本で公開を楽しみにしている皆さんにメッセージをお願いします。


ユー・ジェエン:この映画は1990年代を舞台にした映画なので、当時の台湾の時代背景も感じていただけると思います。また日本にはマーチングの文化があると思います。そしてその文化は今もなお続いていて、日本の学校が台湾に演奏に来ることもあります。そうした文化を皆さんと共有できること、そして自分自身もその文化を伝える作品に参加できたことを、とても嬉しく思っています。


公式サイト:marchingboys.jp

公式X、Instagram:@marchingboysjp



(text&edit:Tomoko Takeuchi)




STORY


1990年代の台北。台湾きっての名門進学校・建国高校に通うジャン・ハオは、一人息子の台湾大学医学部進学を望む父親の期待を担いプレッシャーを抱えながら学生生活をおくっている。父親はかつて趣味でトランペットを弾いていたこともあるが、「音楽は役にたたない」「部活は時間の無駄」と、ひたすら勉学に励むことをジャン・ハオに強いる。そんななか、マーチングバンド部の活動に興味をもったジャン・ハオは、父親のサインを偽造して入部届を出してしまう。


自由気ままな天才肌の問題児リウ・ジーチュワン、真面目で責任感の強い部長のタイチェンら部員たちとの部活動では、それぞれの個性の強さからたびたび衝突が起こるものの、息を合わせて一つの音楽を作り上げるうちに、徐々に心が通じ合い、部員たちのあいだに絆が生まれていく。そんななか、古い楽器を新しく買い揃えようと、生演奏のアルバイトをした先でトラブルに巻き込まれてしまう部員たち。マーチングバンド部は廃部の危機に直面するが――。


『進行曲 マーチングボーイズ』 

監督:ジャン・ルイジー(姜瑞智)  

脚本:ケリー・チェン(陳慧如)、ホアン・ジーカイ(黃致凱) 

プロデューサー:ケリー・チェン(陳慧如)、ウルフ・チェン(陳鴻元)

出演:ムー・セン(牧森)、リウ・ユーレン(劉育仁)、ユー・ジェエン(余杰恩)、リー・リーレン(李李仁)、マー・ジーシアン(馬志翔)、ホアン・ディーヤン(黃迪揚)

2025年/台湾/台湾華語/ビスタサイズ/5.1ch/カラー  

字幕翻訳:手塚雅美  原題:進行曲 Marchingboys  

上映時間:117分 レイティング:PG12  

配給:メイジャー 共同配給:アクセスエー

後援:台北駐日経済文化代表処 文化センター 

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10月23日(金)シネマート新宿ほか全国順次公開




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