台湾の人気ドラマ・映画を上映する「TAIWAN MOVIE WEEK(台湾映像週間)」が、TOHOシネマズ 日比谷、TOHOシネマズ 六本木ヒルズ、東京ミッドタウン日比谷、TOHOシネマズ 池袋で、10月17日にスタート。ツァオ・ヨウニン(曹佑寧)主演の『夏日的檸檬草』がオープニング作品に選らばれ、抽選で当選した観客で満席となった劇場で上映されました。その後ツァオ・ヨウニン(曹佑寧)がトークイベントに登壇しました。
トークイベント前にインタビューを行いました。
◆今回の映画の役について教えてください
ツァオ・ヨウニン(以下、ツァオ):勉強ができる優秀な高校生の役です。幼なじみの女の子を探すために故郷に戻って彼女がいる高校に入学しました。彼の性格は、少し周りと打ち解けにくいタイプで、1人でいるのが好きな役です。
◆今回の役を演じるにあたって難しかったことはありますか?
ツァオ:過去の青春・学園・恋愛映画に出てくるイケメンを考えながら、これまでの作品とは違う自分なりのイケメン像をどうやって作りあげるかが難しかったです。この映画のなかでイケメンのシーンがいろいろありましたが、いろいろなシーンがあったからこそみなさんもイメージがつきやすかったと思います。
◆演じた役と似ている部分はありますか?
曹佑寧:顔!ルックス!が一緒ですね(笑)。
◆では、役と違うところはありますか?
曹佑寧:チョンイー(役名)の家族と私の家族が全然違います。真逆ですね。チョンイーは母親からのプレッシャーに苦しんで反抗的なしぐさや行為がありましたが、私の家族は私の事を尊重してくれて自由に自分のやりたいことが出来ました。
◆それでは、映画の中のお気に入りのシーンを教えてください。
曹佑寧:チョンイーとお祖父さんの絆がわかるシーンが好きです。チョンイーはお祖父さんから教えてもらったことで、それまでとは違った考え方が生まれました。
◆映画の冒頭に「愛ってどんな香り?」というセリフがありますが、ツァオさんはどんな香りだと思いますか?
曹佑寧:う~ん。愛の香り・・・難しいですね。自分の好きな香りだと思います。
◆ツァオさんはどんな香りが好きですか?
ツァオ:木の香りですかね。森林のような香り。人によって愛の香りは違うと思います。そして、好きな香りはその人にとってとても心地よく感じると思います。
◆ここからは少しツァオさんの事をお伺いします。日本で好きなものはなんですか?
ツァオ:食べ物が好きです。本当に美味しいです。街の雰囲気もお気に入りです。空気も綺麗ですね。あとは野球ですね。昔野球をやっていたので、甲子園の映画を見て日本に惚れてしまいました。台湾と日本の野球は似ていると思います。「最後まで諦めない」という教え方も似ていると思います。
◆それでは台湾のお気に入りはありますか?
ツァオ:一番知っているところなので、いろいろあります。食べ物も美味しいです。でも湿気が多いので天気は日本の方が好きです。
◆日本の好きな映画は?
ツァオ:『海街diary(監督:是枝裕和、原作:吉田秋生)』が好きです。
◆ありがとうございます。それでは最後に一言お願いします。
ツァオ:台湾映画を日本のファンの人たちにも好きになっていただけたら嬉しいです。もっと台湾の映画を日本で上映したいと思っていますし、日台共同制作映画の機会ももっと増えたらいいなと思っています。
『夏日的檸檬草』
監督:賴孟傑(ライ・モンジエ)
出演:李沐(リー・ムー)、曹佑寧(ツァオ・ヨウニン)、婁峻碩(SHOU)、林美秀(リン・メイショウ)、曾珮瑜(ツェン・ペイユー)
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