≪オリジナル企画≫中国語を学びたい人・中国語圏に留学したい人必見!目白大学 中国語学科で学ぶ、現役大学生の留学リアル体験談①
2027年目白大学とのコラボ企画 第1弾!
毎年好評をいただいている目白大学 中国語学科で学ぶ現役大学生の留学インタビュー。今年は北京・上海へ留学したOさん、Kさん、Hさんの3名にインタビューしました。留学先の選び方、現地での生活、授業の内容、食文化やおすすめスポット、そして中国語学習のコツまで、たっぷり語っていただきました。これから中国語圏への留学を考えている学生にとって、等身大のヒントが詰まったインタビューです。

◆大学で中国語を学ぼうと思った理由を教えてください。
Oさん:高校で中国語の授業をとっていて、交流行事で中国の高校生が来校したことがありました。そのとき簡単な中国語で会話をして、言葉が通じたと実感できたのがとても嬉しかったんです。ちょうど進路に迷っていた時期でもあったので、せっかくならこのまま中国語を学びたいと思い、この道に進みました。
Kさん:私は、高校2年生の時に『魔道祖師』という、古代中国を舞台にしたファンタジー小説の日本語訳に夢中になりました。原作が中国語なので、いつか自分で原文のまま読めたら素敵だろうなと思い、中国語をしっかり学べる大学を探すようになりました。いくつかの大学を回る中で、目白大学のオープンキャンパスで先生方とお話ししたとき、先生方も『魔道祖師』をご存じで作品の話で盛り上がり、中国語や中国の文化に詳しい先生のもとで学べる環境だと感じたので、「ここにしよう」と決めました。
Hさん:はじめは、日本とは違う雰囲気の台湾の街並みに惹かれて、スマホアプリの「Duolingo」で中国語の単語を勉強し始めました。それまで中国語に触れたことがなかったので、日本語と似ているようで形が少し違う漢字や、その漢字の独特な発音がとても面白くて、大学で本格的に学びたいと思うようになりました。
◆中国語を学べる大学はいくつかあると思いますが、目白大学を選んだ理由を教えてください。
Oさん:他の大学も検討していましたが、決め手は留学が卒業要件になっていることでした。オープンキャンパスに来てその話を聞いた時、対応してくださった先輩や先生方の雰囲気がすごく良くて、みんな仲良しという感じでした。私の高校も先生との距離が近くて仲が良かったので、相性がいいなと思いました。留学に行きたいという気持ちもあったので、目白大学に決めました。
Kさん:私も、留学が卒業要件になっている点が大きかったです。あとはOさんと似ているのですが、私の高校も少人数制で、よく職員室に話しに行くくらい先生と本当に仲が良かったんです。高校で先生と生徒の距離が近い環境だったので、大学でも同じような距離感で先生方と接したいなと思っていたことも、ここを選んだ理由です。
Hさん:直感です。ビビッときました。目白大学は中国語をしっかり学べることと、在学中に必ず留学できることが決め手でした。
◆入学してみて中国語学科の雰囲気はどうですか?
O・K・H:入学してみても、みんな仲が良いです。
Oさん:氷野先生をはじめ、先生方がさまざまなイベントを紹介してくださいます。
Hさん:直感は当たりでした。先生と学生の距離が近いので、とても話しやすく、一人ひとりに丁寧に教えてくださいます。勉学だけではなく、個人的な相談にも親身に乗ってくださいます。
◆先生におすすめされて参加したイベントはありますか?
Kさん:氷野先生にすすめられて、1年生の時に中国語のスピーチコンテストの朗読部門に参加しました。一生懸命練習したのですが、当時は入賞はできませんでした。だからこそ、もう一度挑戦したいと思っています。次はJAL主催のスピーチコンテストに出場するのが目標です。優勝すると約1週間の研修旅行に招待されるそうなので、頑張ります。
Hさん:私も参加しようと思っています。実は1年生の時にもスピーチコンテストに出場したんですが、思うような結果が出ず、それが悔しくて「もっとできるようになりたい」と思ったんです。その気持ちが、留学で力をつけようと思ったきっかけのひとつでもあります。
◆目白大学がいいなと思った理由の一つに留学が含まれていたと思いますが、留学先に北京・上海を選んだ理由を教えてください。
Kさん:私は上海にある華東理工大学を選びました。上海を選んだ理由は、日本のアニメや漫画が親しまれている場所が多いからです。たとえば南京路の辺りはアニメグッズのお店やジャンプショップもあって、日本の作品が現地でどんなふうに楽しまれているのか見られると聞いていました。自分の好きな作品のグッズも手に入るそうですし、観光地が多いのも魅力でした。
Hさん:私は日本学生支援機構(JASSO)の奨学金をいただけることになりました。その奨学金で行けるのが北京・上海の大学と台湾の大学だったのですが、北京か上海で学んでみたいと思いました。留学期間中の北京は寒さが厳しいこともあり、上海の華東理工大学にしました。(※2025年度および2026年度は、目白大学中国語学科の交換留学プログラムが、日本学生支援機構(JASSO)の海外留学支援制度の対象となりました。)


Oさん:私は北京にある北京語言大学に行きました。実は長期留学の前に、3月に1か月間の短期研修で北京語言大学に行っていたんです。食堂の料理が美味しく、環境にも慣れていたので、長期留学も同じ北京語言大学に行くことにしました。

◆留学生はどんな国の学生がいましたか?
Hさん:私が受けていた授業では、日本人はほとんどいなくて、ロシア、タイ、ラオス、インドネシアなど、本当に世界中から留学生が来ていました。約20か国から40人ほどが集まっていたので、みんなで会話する時は、自然と中国語か英語が共通語になっていました。
Oさん:私のクラスも、日本人は私と、一緒に留学した目白大学の友人の2人だけでした。ほかはロシア、イタリア、タイ、ペルーなど、さまざまな国からの留学生です。クラスは20名ほどと少人数だったので、授業でも交流の場でも中国語を使う機会が多かったと思います。休み時間は、みんな英語や中国語で会話していました。
◆寮はどんな環境だったんですか?
Hさん:私は一人部屋でした。プライベートの時間がしっかり確保できたのが良かったです。二人部屋の子たちの中には、最初は仲が良くても、だんだん小さなことがストレスになって、関係が悪くなってしまうという話も聞いていたので、一人部屋で本当に良かったなと思います。
Kさん:私も一人部屋でした。部屋にトイレとシャワーがあったので、部屋から出なくても最低限の生活ができましたし、やはり一人の時間を確保できたのはとても良かったです。ただ、一つだけ困ったことがあって……。トイレが本当によく詰まるんです(笑)。そのたびにエレベーターで1階に降りて、フロントに「すっぽん」を借りに行くのは、ちょっと恥ずかしかったですね。


Oさん:2人部屋で、一緒に留学した目白大学の友人と同室でした。大きなトラブルはありませんでしたが、お風呂場の天井からたまに水滴が落ちてきたり、夜中に一度トイレが急に流れなくなったりしたことはありました。壁が薄いので、隣の部屋の物音が聞こえることもありました。でも結局は慣れで、水滴や物音も次第に気にならなくなりました。


◆留学先の大学と日本の大学、違いはありましたか?
O・K・H:キャンパスが広い!
Oさん:北京語言大学は、中国の大学の中では敷地が広いほうではないと聞いていたのですが、それでも敷地内にある寮から教室まで歩いて15分ほどかかる広さでした。キャンパスには校舎以外に食堂や学生寮、大浴場などがありました。他にも宅配ボックスのように荷物を受け取れる場所があり、私たちも利用できました。スーパーや文房具店もあって、キャンパス全体が一つの街みたいでした。

Kさん:華東理工大学も、中国の大学の中では広いほうではないそうですが、それでも日本の大学と比べるとすごく広いなと感じました。そのため最初の頃は迷子になってばかりでした。Oさんの大学と同じく街みたいなキャンパスで、広場があり、教職員の家族も住んでいるので、朝から運動したり、ピクニックを楽しんだりしている人がたくさんいました。
Hさん:1限が8時50分からで、目白大学は9時半からなので、それより早かったです。朝が苦手な私にとっては、その違いが大きかったです。あとは食堂の数がとても多かったのが印象的でした。
Kさん:授業は1~4限まであって、1コマ40分でした。午前中に4コマ受けたらお昼で、他に授業を入れていなければ、午後は予習や復習をしたり、街に出て中国語を使ったりと、自分で時間を使うことができました。

◆留学先の大学ではどんな授業を受けていたのですか?
Oさん:クラス分けは担当の窓口で、出された教科書をいくつか音読するだけで、5~10分ほどで決まりました。授業では、中国語検定3級程度の単語や文章を使って、話したり作文を書いたりしていました。午前中の授業のほかに、水曜日だけ午後に選択授業がありました。受けるかどうか、何を受けるかは自由に選べて、HSK対策の授業と会話の授業がありました。私はもっと中国語で会話してみたかったので、会話の授業を選びました。いつもとは別のクラスで、そこではスペイン人の女性と仲良くなり、授業中も彼女と一番多く話しました。語彙は彼女のほうが豊富だったので単語を教えてもらい、私は漢字を教えるなど、お互いに助け合っていました。

Kさん:まず教科書を読んで内容を理解して、応用問題をやった後に、その単元に出てきた単語を使って、自分のことに当てはめた200字くらいの作文を中国語で書くような授業がありました。例えば「スマホを使うメリットとデメリット」という単元だったら、「メリットは情報をすぐ調べられること、デメリットはつい使いすぎてしまうこと。両方あるけれど、私は使い方しだいで便利な道具になると思う」というような内容を書いていました。その作文は、のちの口頭試験の題材にもなりました。
Hさん:まずクラス分けテストがあって、最初は初級クラスでした。でもそのクラスは目白大学で学んだことをもう一度勉強するような内容だったので、「一つ上のクラスに上がりたい」と申し出てテストを受け、上がることができました。そうしたら一気に難しくなりました。あとは月に1回くらい、大学で中国の文化体験ができるイベントも開催されていました。


◆留学中に試験はありましたか?
Oさん:中間テストと期末テストがあり、時期は10月末と12月末でした。12月は31日までテストがあって、日本ならもう冬休みの時期なので不思議な感覚でした。筆記は、授業やテキストで扱った内容から出題されることが多く、そこまで難しくありませんでした。ただ、目白大学のテストより問題数が多くて、時間ぎりぎりまで解いていました。大変だったのはリスニングです。授業で聞いたものと似た内容ですが同じではなく、とにかくスピードが速いんです。慣れていないと慌ててしまって、まったく聞き取れないこともありました。試験前には先生が範囲を教えてくださったので、そこを重点的に勉強しました。筆記は授業のノートを読み返したり、練習問題を片っ端から解いたりしました。リスニングは、スピードに慣れるために授業で扱った音声をひたすら聞いて、メモを取るのを繰り返しました。
Kさん:私のところも中間テストと期末テストがあり、どちらも100点満点で採点されました。試験は口頭試験と筆記試験の両方です。口頭試験は先生と一対一で、10分ほど、これまでに学んだ単元の内容をもとに質問されます。私のときは、スマホのメリット・デメリットや、自分が使うときに気をつけていることなどを聞かれました。授業で書いた作文をもとに準備していた答えを話したり、その場で考えて答えたりしました。聞き取れないことも何度もありましたが、先生はとても優しく、何度も質問を繰り返してくれたり、ゆっくり話してくれたりしました。緊張しましたが、なんとか乗り越えることができました。
◆留学先で文化や習慣の違いを感じましたか?
Hさん:文化の違いを感じました。例えば、日本では食器を手に持って食べますが、中国では食器をテーブルに置いたまま食べるのが普通なんです。あとは相席文化ですね。例えば日本で4人席に1人で座っていたら、知らない人が同じテーブルに座ることはあまりないと思います。でも中国では普通に座ってきます。だから同じテーブルが知らない人ばかりになることもあります。最初はびっくりしましたが、その環境に慣れてきたら、自分から相席するようになりました。隣に知らない人が座っても、お互い気にせず普通に食事をしていました。
◆現地では中国人の友達はできましたか?
Oさん:できました。北京語言大学には日本語学科があり、日本語学科の学生と私たち留学生が交流する機会がありました。ランゲージパートナーとしてついてくれた学生とは、毎週木曜日の放課後に会っていました。2、3時間ほど会話して、そのまま一緒に夕食を食べるのがお決まりの流れでした。彼女からおすすめの観光スポットを教えてもらったり、私が日本の観光スポットを紹介したり、彼女の好きな日本の芸能人やドラマの話で盛り上がったりしていました。ほかにも、彼女や同学年の日本語学科の学生が書いた日本語を添削するなどして交流していました。また、食堂でご飯を食べていたときに、日本語で「日本人ですか?」と声をかけてくれた人もいました。日本に留学する予定で、日本のことをもっと知りたかったそうで、好きなアニメやゲームの話をしてみると趣味が合って、すぐに仲良くなりました。
Kさん:私は学校の外で友達ができました。上海のアニメショップにいたとき、日本語で「日本語を勉強しているんです」と話しかけられたんです。そこから日本のアニメの話や、彼が日本語に興味を持ったきっかけなどをたくさん話しました。彼は日本のレトロな文化が好きで、レコードを集めているそうです。桜の季節に一度日本を旅行したことがあり、それが本当に楽しかったので、日本人の私を見かけて、つい話しかけてしまったと言っていました。その後WeChatを交換し、今では彼は日本語、私は中国語でメッセージをやり取りしています。お互いに相手の言語を勉強中なので、ちょうど良い練習になっています。せっかくのご縁なので、これからも仲良くしていけたらいいなと思います!

◆留学先で一番使った中国語は何ですか?
Oさん:“听不懂tīngbudǒng”です。「聞き取れない、わからない」という意味です。留学したばかりの頃は耳が慣れておらず、現地の方の話すスピードも速かったので、よく使っていました。生活するうちにだんだん耳が慣れてきて、この言葉はあまり使わなくなりました。それでも速くて聞き取れないことはやっぱり多かったので、何度も聞き返すことはありました。
Kさん:“你好nǐhǎo”(こんにちは)と“谢谢xièxie”(ありがとう)です。“谢谢”については、印象に残っているエピソードがあります。先輩に連れられて、初めて中国の“罗森”(ローソン)に入ったときのことです。先輩が、“谢谢”は「ありがとう」という意味だけでなく、「お願いします」のような場面でも使えると教えてくれました。お会計で商品を店員さんに渡すときにも言っていいそうです。それからは、どのお店に行っても基本的に“谢谢”を使っていました!たった一言でもいろいろな使い方があって、奥が深いなと思ったのを覚えています。
Hさん:“不好意思bùhǎoyìsi”(すみません)です。店員さんを呼ぶときや、人にぶつかってしまったときなどに使っていました。日本語の「すみません」に近い感覚で幅広く使えるので、覚えておくととても便利です! 観光地では、相手が日本人なのにうっかり“不好意思”と言ってしまったこともあります(笑)。
体験談②はこちらから
(edit:Yoshihiro Hino/photo&text:Tomoko Takeuchi)



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