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≪オリジナル企画≫中国語を学びたい人・中国語圏に留学したい人必見!目白大学 中国語学科で学ぶ、現役大学生の留学リアル体験談②

2 時間前
読了時間: 21分

2027年目白大学とのコラボ企画 第1弾!


毎年好評をいただいている目白大学 中国語学科で学ぶ現役大学生の留学インタビュー。今年は北京・上海へ留学したOさん、Kさん、Hさんの3名にインタビューしました。留学先の選び方、現地での生活、授業の内容、食文化やおすすめスポット、そして中国語学習のコツまで、たっぷり語っていただきました。これから中国語圏への留学を考えている学生にとって、等身大のヒントが詰まったインタビュー①の続きです。




◆学食はどのような感じでしたか?お気に入りの料理はありましたか?

 

Oさん:料理の種類ごとにお店が分かれていて、日本のフードコートのような感じでした。建物の1階から5階まですべて飲食店で、値段は1食300~500円ほどです。夕飯はずっとそこで食べていました。フードコートのようなお店のほかに、量り売りのバイキング形式のお店もあり、私はいつも15~20元(約300~400円)くらいになるように料理を取っていました。中国の家庭料理や、“牛肉汤niúròutāng”が美味しかったです。


北京語言大学の食堂(4階)の様子
北京語言大学の食堂(4階)の様子
北京語言大学の食堂(4階)の様子
北京語言大学の食堂(4階)の様子
“葱油饼”と“牛肉汤”
“葱油饼”と“牛肉汤”

 


Hさん:ニラと卵を炒めた“韭菜炒鸡蛋jiǔcài chǎo jīdàn”や、爪楊枝ほどの細い串に、香辛料で味付けしたお肉が刺さった“串串香chuànchuànxiāng”、それから水餃子が本当に美味しかったです。デザートよりも、食事系のメニューをよく食べていました。食堂はいつも賑やかで、学生だけでなく、食堂の従業員の方や子ども連れのご家族も利用していました。値段もとても手頃で、2枚目の写真のご飯は、当時のレートで300円台前半で食べられました!

 


“串串香”(上の列の真ん中)
“串串香”(上の列の真ん中)

“韭菜炒鸡蛋”(左上) 
“韭菜炒鸡蛋”(左上) 

 

Oさん:“醋溜土豆丝cùliū tǔdòusī”や“地三鲜dìsānxiān”も美味しかったです。“醋溜土豆丝”は、細切りのじゃがいもをお酢でさっと炒めた料理で、シャキシャキした食感と酸味がクセになります。“地三鲜”は、じゃがいも・なす・ピーマンの3つの野菜を揚げてから、甘辛いタレで炒め合わせた料理で、ご飯が進む味でした。

 

“醋溜土豆丝”
“醋溜土豆丝”

 

◆留学中に食べたおすすめの中国料理はありますか?

 

Oさん:学校のそばに“金谷园饺子馆Jīngǔyuán jiǎoziguǎn”という有名な餃子専門店があって、そこで食べた“西红柿鸡蛋饺子xīhóngshì jīdàn jiǎozi”(トマトと卵の餃子)が美味しかったです。

 

“西红柿鸡蛋饺子” 
“西红柿鸡蛋饺子” 

 

Kさん:特に印象に残ったのは“羊肉串yángròuchuàn”(羊肉の串焼き)です。見た目は真っ赤ですが、辛さよりも香りと旨味が引き立つ味でした。食べたのは、有名なチェーン店の“很久以前羊肉串Hěnjiǔ yǐqián yángròuchuàn”です。たしか上海の南京路にあるお店だったと思います。中国各地にあるチェーン店なので、どこに遊びに行っても出会えるはずです!串が目の前でくるくる回りながら焼けていき、焼き上がったら取って食べるスタイルでした。“羊肉串”以外に印象に残っているのは、はちみつパンです。砂糖がかかった、もちもちふわふわの一口サイズのパンなのですが、これが本当に美味しくて!友達と何回も追加注文して食べました。

 

Oさん:私も同じチェーンのお店に北京で行きました。面白いのが、お店の人が髪ゴムと冷えピタのような冷却シートをくれるんです。みんなそれをおでこに貼って食べていました。

 

很久以前羊肉串店
很久以前羊肉串店
很久以前羊肉串店
很久以前羊肉串店


Hさん:おすすめの中国料理はたくさんあるのですが、エビとカニが入った“小笼包xiǎolóngbāo”(ショーロンポー)や、上海ならではの“蟹黄面xièhuángmiàn”(カニ味噌を使った麺)が特に美味しかったです。小笼包は豫園で食べました。中のエビがぷりぷりで、とても美味しかったです!値段は正確には覚えていませんが、観光地価格だったのは確かです。蟹黄面は南京路で食べました。カニ味噌を麺に絡めて食べる料理で、日本ではなかなか味わえない美味しさでした。値段は日本円で約3,600円と、なかなかの値段でした。ほかに、“炸蟹钳zhàxièqián”(カニの爪の揚げ物)もおすすめです。


“蟹黄面xièhuángmiàn”
“蟹黄面xièhuángmiàn”
“小笼包xiǎolóngbāo”
“小笼包xiǎolóngbāo”

 


◆学校がお休みの日はどう過ごしていましたか?

 

Oさん:土日がお休みだったので、どちらかは必ず外出すると決めていました。中国語を使う機会を増やしたいという思いもありましたが、何より「せっかく留学に来たのだから、知らない世界をたくさん見ないともったいない」という気持ちが大きかったです。同室だった目白大学の友人と一緒に観光地に行ったり、電車で行ける範囲の街を散策したりしていました。外食も積極的にするようにしていました。

 

Hさん:休日は観光地を巡ったりショッピングに出かけたりして、観光客のように街を楽しんでいました。留学の終わり頃になると環境にも慣れてきて、自分が暮らしている場所をもっとよく知りたいと思うようになりました。そこで、学校の周りを探検したり、キャンパスの広場でピクニックをしたりもしました。

 

Kさん:休みの日は、必ず友達と外出するようにしていました。平日のうちに、洗濯機を回しながら友達と行きたい場所の意見を出し合っておき、週末に実際に行ってみる。そんなサイクルで、充実した休日を過ごしていました。とはいえ、毎回遠出していたわけではありません。たまにはゆっくり起きて、午後からマクドナルドを買い、紅茶を片手に学内の大きな広場で友達とピクニックをしました。学校から歩いて15分くらいの映画館で映画を見たこともあります!ポップコーンだけでなく、とんがりコーンのような三角形のチップスも売っていて、とても美味しかったです。

 

◆観光地はどんなところに行きましたか?


Oさん:頤和園、円明園、什刹海に行きました。ユニバーサル・スタジオ北京にも2回行っています。頤和園は、写真の赤い建物が見えた瞬間、まるで異世界に来たような感覚になりました。写真だと伝わりにくいのですが、実際に見ると建物がとても大きくて、存在感に圧倒されます。敷地もかなり広いので、「昔の人はこんなに広いところを歩いて疲れなかったのかな」と、同室の友人と話しながら歩きました。円明園は、写真の一番有名なスポットにたどり着くまでがかなり遠くて大変でした。ちょうど国慶節の時期に行ったこともあり、人がとても多かった印象です。頤和園とは違って遺跡という雰囲気で、もし破壊されていなかったら、どれほど豪華な宮殿が建っていたんだろうと想像しました。ここでは中国人の親子に声をかけられ、遺跡をバックに写真を撮ってあげました。什刹海も人が多くて第一印象は「人ばっかり!」でした。この日は外国人観光客が多く、浅草でよく見かけるような人力車に乗っている人がたくさんいました。橋の上を人力車やバイクが何台も行き交っていて、事故が起きないか心配になるほどでした。周りにはさまざまな出店が並んでいて、私たちは羊肉串を買って食べました。ジューシーで美味しかったです!


ユニバーサル・スタジオ北京は、私自身は日本のユニバーサル・スタジオに行ったことがないので比べられないのですが、一緒に行った友人は「ハリー・ポッターのアトラクションに30分くらいで入れて、日本よりずっと早い!」と驚いていました。カンフー・パンダのエリアは中に入ると「THE中国!」という雰囲気で、屋内なので雨の日でも安心です。私のお気に入りは、ジュラシック・ワールドのエリアにある“侏罗纪世界大冒险Zhūluójì Shìjiè Dàmàoxiǎn”(ジュラシック・ワールド・アドベンチャー)です。並んでいる間の展示も面白いですし、乗り物に乗り込んで恐竜に追いかけられる体験ができます。けっこう揺れますが、映像の没入感がすごくて本当に楽しかったです! 

 

頤和園
頤和園
円明園
円明園
什刹海
什刹海

 

什刹海
什刹海

 

Kさん:私も「せっかく上海に来たのだから、やりたいことは全部やろう」と決めていました。上海を代表する観光地の豫園や、中国風のメイクをして撮影できるフォトスタジオに行ったほか、上海ディズニーランドには4回も足を運びました。南京路にある話題の洋服店にも行きましたし、土日のうち1日はお土産を買ったりデリバリーを頼んだりして、ゆっくり楽しむ日と決めていました。上海ディズニーランドで日本との違いを感じたのは、キャラクターグリーティングの人気ぶりです。日本のディズニーランドやディズニーシーにはあまり行ったことがないので、はっきり比べられるわけではないのですが、上海ではとにかくグリーティングが大人気で、リーナ・ベルとの写真撮影はいつ行っても7〜9時間待ちでした!アトラクションも『ズートピア』のエリアや「トロン」など、世界でも数か所でしか体験できないものが多く、初めて乗るものばかりでとても楽しかったです。ミッキーとの撮影では、拙い中国語でお話しできるかドキドキしていたのですが、ミッキーが次のポーズをジェスチャーでたくさん教えてくれたり、ハグしてくれたりして、とても素敵な写真を撮ることができました。一生の宝物にします。

南京路では、「W management」という洋服店に行きました。“抖音Dǒuyīn”(中国版TikTok)などで話題になっていて、美男美女のスタッフがレジを担当してくれることで有名なお店です。留学前から気になっていたので、実際に行けたときは感無量でした。私のお会計をしてくれたのも、背が高くてすらっとしたお姉さんで、「噂どおりだ!」と驚いたのを今でもよく覚えています。売られていたのは、今若い女の子の間で流行っているY2Kファッションで、どれもかわいくて最高でした!


W management
W management


◆みなさん充実した休日を過ごされてますね。遠出はしましたか?

 

Kさん:“高铁gāotiě”(中国の高速鉄道)に乗って、蘇州に行きました。目当ての場所があったわけではなく、「一度上海の外に出てみよう!都市をまたいでみよう!」という軽い気持ちで出かけました。ところが、これがなかなかの珍道中になってしまって……。友達と2人で出かけたのですが、私が降りる駅を間違えてしまい、にぎやかな観光地に出るはずが、本当に何もない駅で降りてしまったんです。そこからまた高铁に乗って戻ればよかったのに、なぜかタクシーを捕まえてしまいました。しかも、私が行き先に指定したお店は、観光地からかなり離れた小さなショッピングモールでした。結局、タクシーでドライブして、迷子になって、高いタクシー代を払って帰ってきただけになってしまいました(笑)。それでも本当に楽しかったです! 友達にはずいぶん迷惑をかけてしまいましたが、「2人のいい思い出」ということで許してもらっています(笑)。高速鉄道に乗ってみて感じたのは、座席の間隔が広く、足元にとてもゆとりがあることです。チケットはアプリをダウンロードして買いました。本人確認の手続きに少し手こずりましたが、それさえ済めば、新幹線のチケットを買うときと手順はほとんど変わらず、スムーズに購入できました。

 

Oさん:私は上海にいるKさんとHさんに会いに行きました。北京から“高铁gāotiě”(中国の高速鉄道)で4時間ほどかかりました。日本の新幹線と比べると、車内で電話をしたり、おしゃべりを楽しんだりしている人が多くて、とてもにぎやかな雰囲気でした。上海では3人で上海ディズニーランドに行きました。みんなで写真を撮ったり、パークフードを食べたり、アトラクションに乗ったりして、朝から夜まで本当に楽しい1日でした。その夜はトイ・ストーリー・ホテルに泊まりました。寮には湯船がなかったので、ホテルで湯船を見たときは感動しました。3カ月ぶりくらいにゆっくり湯船につかることができました。

 

上海虹橋駅に到着した高速鉄道のホーム
上海虹橋駅に到着した高速鉄道のホーム


◆友達に北京と上海のおすすめを聞かれたら、どこをおすすめしますか?

 

Oさん:私はアニメやゲームが好きなので、そういったグッズが手に入る場所をおすすめします。北京なら西単です。大きなショッピングセンターの中に、日本のアニメグッズや『名探偵コナン』、初音ミクのコラボグッズなどを扱うお店がたくさんあって、見て回るだけでも楽しかったです。そこで、中国のゲーム『原神』の「七聖召喚」というカードゲームを買いました。

 

『原神』の「七聖召喚」というカードゲーム
『原神』の「七聖召喚」というカードゲーム


こういったコラボグッズは、日本にはほとんど入ってきていない印象です。日本でもケンタッキーとのコラボがありましたが、同じグッズはありませんでした。『崩壊:スターレイル』のコラボも、日本のスシローとのコラボと同じ絵柄(紫の女性と青の男性)でしたが、同じグッズは出ませんでした。中国限定のグッズなので、実際に現地へ行かないとなかなか手に入らないと思います。中国でも争奪戦なんですけどね(笑)。ほかにも、学校近くのローソンには、中国限定のコラボグッズが並んでいました。中国の恋愛シミュレーションゲームや、日本でも大人気のゲーム『鳴潮』、日本のアニメ『ぼっち・ざ・ろっく!』のグッズなどがありました。

 

ケンタッキー×『原神』のグッズ
ケンタッキー×『原神』のグッズ

学校近くのローソンに並ぶ中国限定のコラボグッズ
学校近くのローソンに並ぶ中国限定のコラボグッズ

 

 

Kさん:私の上海のおすすめは、武康大楼です。多くの観光客が訪れる有名な歴史的建築物なので、ぜひ実際に見に行ってほしいです。それから、先ほどお話しした豫園も、漢服体験ができるのでおすすめです。武康大楼では、近くのカフェに寄ってからご飯を食べました。カフェは、くまのぬいぐるみがかわいいとSNSで話題になっていたお店です。料理が美味しいうえに写真映えもして、とても素敵でした!でも、一番魅力を感じたのは、やはり武康大楼の建物そのものです!それまでは南京路やディズニーなど、今話題の観光地に行くことが多かったので、上海の歴史を感じられる建物を間近で見られたのは、とても素晴らしい体験でした。そういえば、中国のお土産屋さんには、その観光地の名前が入った“冰箱贴bīngxiāngtiē”(冷蔵庫に貼るマグネット)が必ず売られています。光るものや、季節に合わせた色のラメ(春ならピンク、秋なら金色)がキラキラと落ちてくるものなど、素敵なデザインの“冰箱贴”がたくさんあって、どれを買おうか迷ってしまいました!

 

「13 DE MARZO」のドリンク。カップにくまのぬいぐるみが付いてきます
「13 DE MARZO」のドリンク。カップにくまのぬいぐるみが付いてきます
船の先端のような形が印象的な武康大楼
船の先端のような形が印象的な武康大楼

 (※武康大楼:1924年に完成した、旧フランス租界エリアに建つ歴史的な集合住宅。二つの通りが交わる角に建ち、船の先端のような三角形の外観が特徴で、上海を代表する写真スポットとして人気です。現在も住居として使われているため、外観の見学が中心となります。周辺の武康路にはおしゃれなカフェや雑貨店が並び、街歩きも楽しめます。)

 

Hさん:南京路ですね。たくさんのお店が並んでいて、行けば何でもそろいますし、食べ歩きも楽しめます。私は、日本にはない「M&M'S Store」でチョコを量り売りで買ったり、中国らしい雰囲気を味わえるレゴショップに行ったりしました。食べ歩きでは、わんちゃんの形をしたアイスクリームを食べたり、串焼きをテイクアウトしたりしました。南京路は、地元の人が遊びに行く場所というより、観光客向けの場所という印象です。学校の先生も「南京路は人が多すぎるから、あまり行かない」とおっしゃっていました。

 

M&M'S Store
M&M'S Store
M&M'S Store
M&M'S Store

 

 

◆留学中に自分が成長したなと感じたことはありますか?


Oさん:留学したばかりの頃は、相手が何と言っているのかすぐに理解できないことが多く、頭の中がハテナマークでいっぱいでした。それでも少しずつ慣れていき、成長を実感できる場面が増えていきました。そのひとつが、中国の別の大学に通う友人に荷物を送ったときです。本来はWeChatで登録して荷物を持っていくだけでいいのですが、私はなぜかうまく登録できず、キャンパス内の荷物受付のお兄さんのアカウントで代わりに登録してもらうことになりました。そのため、送り先の住所や荷物の中身、電話番号などを口頭で伝えました。ほとんど単語を並べるような会話でしたが、「いつ中国に来たの?」「どこから来たの?」と聞かれたり、「勉強頑張ってね」と声をかけてもらったりもしました。荷物も無事に友人のもとに届き、授業の聞き取りだけでなく、生活の中で中国語を使って、やりたいことを自分の力でやり遂げられたのが嬉しかったです。一番しっかり中国語でやり取りしたと感じたのは、成績表の配布日が変わったときです。後から知らされた配布日が、帰国予定日より後になっていたんです。これはまずいと思って担任の先生に相談し、いくつもの事務室を回って事情を説明しました。必死だったので文法は正しくなかったかもしれませんが、あれほど中国語で粘り強く交渉したのは初めてでした。


Kさん:中国では“支付宝Zhīfùbǎo”(Alipay)でほとんどのお店の支払いができるので、お店の人と話す機会は、自分から作らないとなかなかありませんでした。でも、大学の中にあるタピオカ屋さんは電子決済が使えず、学生証で支払って、注文は口頭で伝える必要があったんです。学生証にはチャージ式のカード機能がついていて、“支付宝”の中の大学のアプリからその都度チャージし、残高で支払う仕組みでした。留学当初は、そのお店での注文をずっと避けていました。聞き返されるのが不安だったからです。だから、留学の後半になって「よし、行くぞ!」と気持ちの準備ができてから、ようやく挑戦しました。3か月ほど経った頃には、温度や甘さの希望も伝えられるようになり、自分の言葉で最初から最後まで注文できたときは本当に嬉しくて、成長したなと実感しました!ちなみに、そのお店は“蜜雪冰城Mìxuě Bīngchéng”というチェーン店です。中国ではとても有名で、どこに行っても1、2店舗は必ず見かけました。今では日本にも進出していて、池袋にも店舗があるので、気になる人はぜひ行ってみてください!タピオカはもちろん、アイスクリームも安くて美味しいですよ!

 


Hさん:精神面が強くなったと思います。海外で暮らすのは初めてで、自分の気持ちや考えを中国語で伝えなければなりませんでした。知らない土地で生活する中で、生きていく力が身についたと感じています。たとえば、スーパーの店員さんや食堂の従業員の方に話しかけたとき、“听不懂tīngbudǒng”(わからない)と言われたことがありました。留学前に授業でしっかり勉強してきたはずなのに、実際に話してみると伝わらない。正直とても悲しかったですし、言いたいことが言えずにもどかしかったです。それでも、そうした経験を何度も重ねるうちに、少しずつ話が伝わるようになっていき、それがとても嬉しかったです。特に、大学の中にあるローソンの店員さんとは顔見知りになり、私がお店に入るとニコニコ迎えてくれるようになりました。

 

◆中国語をやっていて良かったなと思うことはありましたか?

 

Hさん:アルバイト先のスーパーには、中国からの旅行客の方がよくいらっしゃいます。そんなときは、セルフレジの使い方を案内したり、商品について説明したりと、中国語でお買い物のお手伝いをしています。留学前は、どう対応すればいいのかわからず戸惑うことも多かったので、帰国後にスムーズに話が通じたときはとても嬉しかったです。教室の外でも自分の中国語が伝わったとき、「やっていて良かったな」と思います。また、街中でふと耳に入ってきた中国語の会話の内容がわかったときも、ちょっと嬉しくなります。

 

Oさん:ゲームの話ばかりになってしまうのですが、日本のゲームセンターで遊んでいたとき、隣の席に中国語圏から来たお母さんとお子さんが座りました。お子さんはゲームに慣れているようで、音声が日本語でも問題なくプレイしていました。何度か遊んでも欲しいキャラクターのカードが出なかったようで、お母さんが中国語で「このカードを持っていませんか?」と私に聞いてきたんです。キャラクターの中国語名はわからなかったのですが、筐体の上に飾られているラインナップのイラストを指さしてくれたので、どのキャラクターかわかりました。ちょうどそのカードを2枚持っていたので、お子さんが持っていた同じランクのカードと交換しました。私も持っていないカードを手に入れられましたし、お子さんもとても喜んでくれました。話す言葉は違っても、同じゲームを楽しんでいる子がいると実感できて嬉しかったです。中国語がわからなかったら、きっと交換もできていなかったと思います。あの子の笑顔が見られて本当によかったです。

 

◆留学するためにたくさん勉強したと思うのですが、おすすめの勉強方法はありますか?

 

Oさん:授業で毎週ある単語テストに向けて、ひたすら書いて覚えました。1~2年生の読解の授業では『キクタン中国語』から出題されるのですが、語彙を増やしたかったので、とにかくノートに書きまくりました。テストの前日はだいたい4時間、覚えられないときはそれ以上勉強していました。そのおかげで、1年生のときは全て満点、2年生のときも1問間違えただけで、それ以外は全て満点を取ることができました。読解以外にも、中国語検定対策や会話の授業など、さまざまな授業で単語テストがあるので毎日大変です。私は電車の中だと集中できないタイプなので、なるべく家で覚えるようにしています。リスニングは、お風呂で「TED中文」というポッドキャストを聞いて耳を慣らしていました。まずはスクリプトを見ながら聞いて、時間があれば意味を調べたり訳したりしてから、今度は見ないでもう一度聞く、という流れです。TEDは内容がかなり難しいので、再生速度を0.75倍にすることもありました。とにかく長い中国語を耳に入れることを意識していました。

TED中文(Apple Podcasts)

 

Oさんの勉強ノート
Oさんの勉強ノート

 

Kさん:私は、朝早く起きたときや通学中に単語帳を見て覚えていました。単語帳は、氷野先生が執筆に携わっている『キクタン中国語』を活用していました。ほかにも、YouTubeには中国語のコンテンツや留学先で使えるフレーズの動画がたくさんあるので、お風呂に入っているときに流して耳を慣らしていました。よく見ていたのは、「李姉妹」の基本フレーズ100選や、「毎日中国語のかね」の日常で使える単語100といった動画です。簡単な内容でしたが、覚えたフレーズの中では“你在做什么?Nǐ zài zuò shénme?”(何してるの?)や“你今天有空吗?Nǐ jīntiān yǒu kòng ma?”(今日、時間ある?)をよく使いました。とても役に立ちましたし、上海では日本人とすれ違うことも、日本人と関わる機会もぐっと減っていたので、YouTube越しとはいえ、ときどき日本語の解説が入る中国語の動画はとても心強かったです。

 

Hさん:単語をしっかり覚えることです。私も『キクタン中国語』を使って、ひたすら読みながら書くことを繰り返しました。ほかにも、中国語検定のリスニング教材をずっと聞いたり、TikTokで、中国に住む日本人が町の人と中国語で会話している動画や、ちょっとした中国語講座の動画を観たりしていました。日常会話や流行りの言葉など、教科書では学べないことも多く、意外と勉強になりました。留学中は、おすすめされた『微微一笑很倾城Wēiwēi yí xiào hěn qīngchéng』(邦題:『シンデレラはオンライン中!』)というドラマも観ていました。知っている単語や、普段の会話で聞いたことのあるフレーズが出てくると、嬉しくなりました。

やっせんぼー/中国出向CN

知香酱CN中国に住む日本人


◆いきなり留学するのではなく、目白大学で学んでから留学してよかったことはありますか?

 

Kさん:先入観や偏見を持たずに、留学を楽しめたことです。目白大学で勉強を始める前の私は、中国のことをあまり知らず、ニュースなどで入ってくる情報だけで「中国は怖いところかもしれない」と思い込んでいました。でも、入学してから中国人の友達ができて、中国にルーツを持つ友達ともたくさん知り合い、勉強も進めていくうちに、「中国に行ってみたい!」と気持ちが変わっていったんです。まっさらな気持ちで留学に行けたのは、やはり目白大学で学んだからこそだと思います。また、以前に留学した先輩方ともつながることができて、事前準備を手伝ってもらったり、いろいろとフォローしてもらえたりしたのも、とても大きかったです。

 

Oさん:事前に知識があったことです。授業で先生から中国の生活について話を聞いていたので、支払い方法や現地での暮らしぶりなどは、ある程度イメージを持って行くことができました。お店の人に話しかけるときはまず“你好”と言う、といった細かいことも知っていたので、現地で戸惑うことが少なかったと思います。

 

Hさん:留学準備がスムーズに進んだことです。例えば、留学に何を持っていけばいいのかは、ネット上にもたくさん情報がありますが、つい最近まで留学していた先輩に聞くのが一番確実です。また、中国への渡航に慣れている先生もいらっしゃるので、現地でトラブルが起きたときの対処法を事前に聞いておけて、いざというときにも落ち着いて対応できました。さらに、中国のお店で店員さんに声をかけるときのフレーズも、教科書に載っているものだけでなく、現地の人がよく使う言い回しまで教わることができました。知識も経験も豊富な先生がたくさんいらっしゃる目白大学だからこそ学べたことだと思います。

 



◆最後に、これから中国語を学びたい人にメッセージをお願いします。


Oさん:将来のことはまだはっきり決まっていないのですが、もっと中国語を勉強して中国への理解を深め、また中国を旅してみたいです。次は北京や上海のような大都市ではなく、地方にも行ってみたいですね。方言がすごいと聞いているので、その難しさを実際に体験してみたいです。これから中国語を学ぶ皆さんにも、中国語に興味を持ってもらえたら嬉しいです。日本でも中国語を話す方と出会う機会はたくさんあるので、きっと役に立ちます。私もまだまだですが、これからも勉強を続けていくので、一緒に頑張りましょう。

 

Kさん:これからは、中国語を教師としても生かしていきたいと思っています。今、教職課程を履修していて、来年は福井で教育実習を行う予定です。実習では中国語を専攻する高校生に教えるので、今回の留学での経験を生かせたらいいなと思っています。また、中国語の授業だけでなく、国語科の教師として国語を教えるときにも、「この四字熟語は、中国では〇〇と言うんだよ」「この漢字は、こういう由来で今の形になったんだよ」といった豆知識や雑学の引き出しとして、中国語を使っていきたいです。そして、中国語を学び始めたきっかけであり、ずっと目標にしてきた『魔道祖師』を原文で読むことも、必ず達成したいです。中国語を勉強していることで、いろいろな出会いが増えたり、アルバイト先でお話しする機会ができたりと、たくさんの縁が広がりました。新しい言語を学ぶのは、最初はハードルが高いと思います。でも、一緒に乗り越えて頑張っていけたら嬉しいです!

 

Hさん:中国語は本当に難しいですが、学ぶことで言葉だけでなく、中国語圏の文化や人と関わる機会が広がり、さまざまな価値観にも触れられます。大変な分、とても楽しいので、一緒に頑張りましょう。私はまだ先のことは定まっていませんが、せっかく中国語を学んでいるので、将来は中国語を使って仕事をしたいと思っています。そのときに、大学では中国語を専攻していたと胸を張って言えるように、今後も学び続けて検定などの資格も取得し、ネイティブの方とスムーズに会話できるレベルになりたいです!

 

体験談①はこちらから



(edit:Yoshihiro Hino/photo&text:Tomoko Takeuchi)

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