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≪インタビュー≫ 中国語を学びたい人・台湾留学したい人必見!目白大学 中国語学科で学ぶ現役大学生の、留学リアル体験談②

更新日:12月3日

目白大学とのコラボ企画 第一弾!

昨年好評だった、台湾留学を体験した目白大学 中国語学科で学ぶ現役大学生インタビュー。今年も阿部さん、長舩さんの2名にインタビューしました。留学先の選び方、現地での生活、授業の内容、食文化やおすすめスポット、そして中国語学習のコツまで。これから台湾への留学を考えている学生にとって、等身大のヒントが詰まったインタビューです。

 

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◆お2人はプライベートで台湾に行ったことはありますか?


阿部さん:短期留学から帰ってきて、友達から「台湾行きたい!」って言われて行きました。

 

長舩さん:私が留学中に来ました。一緒に夜市とか行ってきました。


阿部さん:私が通訳をして、九份や十分、西門町などに行ってきました。あとは留学で仲良

くなった現地の子にガイドしてもらって士林夜市とか行きました。


写真:士林夜市(しりんよいち)/阿部さん提供
写真:士林夜市(しりんよいち)/阿部さん提供
写真:高雄燈塔からの景色/長舩さん提供
写真:高雄燈塔からの景色/長舩さん提供
写真:高雄 三鳳宮/長舩さん提供
写真:高雄 三鳳宮/長舩さん提供
写真:高雄 美麗島駅/長舩さん提供
写真:高雄 美麗島駅/長舩さん提供

写真:左から高雄 哈瑪星 鐵道園區・六合夜市・龍虎塔・春秋閣/長舩さん提供



◆友達に台湾のおすすめの場所を聞かれたら、どこをおすすめしますか?

 

長舩さん:先ほどお話した日月潭以外だったら高雄がすごく良かったです。物価が本当に安いんですよ。今、台北は物価が上がってきていますが、高雄はめちゃくちゃ物価が安くて、同じ台湾でも南の方が物価が安いですね。高雄は泊りで行ったんですけど、高雄の美麗島駅に朝いったらプロジェクションマッピングみたいなのをそこでやっていてびっくりしたことが記憶にあります。高雄はのどかでずっといられる場所でした。


阿部さん:私が好きなのは、淡水。北部にある港町で、そこで食べた阿給(アーゲイ)という魚のつみれみたいなご飯が好きです。海も見えてザ・ローカルみたいな街並みをしていておすすめです。


写真:淡水/阿部さん提供
写真:淡水/阿部さん提供

 


◆阿給(アーゲイ)はどうやって焼いて食べるんですか?

 

阿部さん:日本のつみれより2.5個分ぐらいの大きさです。私が食べたのは、タレがかかっていました。外側の油揚げみたいなところが魚のつみれをひきのばした感じになっていて、私が食べたものには中にもつみれが入っていたんですよ。多分お店によって中身が違うのかなって思います。


写真:地瓜球/長舩さん提供
写真:地瓜球/長舩さん提供

 


◆阿給の他に美味しかった台湾料理はありますか?


阿部さん:夜市にある地瓜球(ディーグァーチョウ/さつまいもボール)。美味しかったです。味はどの夜市でも一緒ですが、粉が違って、海苔の粉や塩、梅などの味付けがあります。シャカシャカポテトみたいなイメージです。


◆お2人のおすすめの粉は?


阿部さん:私梅が好き。


長舩さん:そのままが好き。あの素朴な味がすごく美味しいんですよね。


阿部さん:でも作るのがすごく難しかったです。



写真:葱油餅を作っている様子/阿部さん提供
写真:葱油餅を作っている様子/阿部さん提供
写真:地瓜球を作っている様子/阿部さん提供
写真:地瓜球を作っている様子/阿部さん提供


◆地瓜球を作ったことあるんですか?


阿部さん:台湾留学先の大学の授業で一貫で、葱油餅(ソンヨーピン)と地瓜球を作りました。葱油餅は簡単だったんですが、地瓜球は難しかったです。さつまいもを切って、蒸して柔らかくして潰して、丸くしてこねて油に入れてギューって押すと中が空洞になります。まん丸にはなりませんでしたが、美味しかったです。

 

写真:自助餐/長舩さん提供



◆長舩さんは台湾のおすすめ料理ありますか?

 

長舩さん:私は料理とは違うのですが、自助餐(ジージューツァン)ってご存知ですか?日本語で表現しづらいんですが、いわゆるバイキングみたいな感じで、好きなおかずをとって、それにご飯がついて、重さで値段が決まります。これがすごく安いんですよ。山盛りに盛っても1,000円いかないぐらいです。平均が400~500円ぐらいで食べれます。

 

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写真:永楽担仔麺/長舩さん提供
写真:永楽担仔麺/長舩さん提供


あと、おすすめのお店で迪化街にある永楽担仔麺(えいらくたんつーめん)。『孤独のグルメ』にも出てきたお店です。留学中両親が遊びに来たので、その時に一緒にいったお店です。いま、迪化街も観光地化されていておしゃれなカフェとかリノベーションされたお店とか多いんですけどここは昔ながらの台湾料理が食べられる地元のお店という感じです。

 

◆自助餐は専門の屋台があるんですか?

 

長舩さん:留学先の東呉大学の学食にありました。すごい安く食べれて、留学中たくさんお世話になりました。なかでも茄子の炒め物がとても美味しかったです。茄子にしっかり味が染み込んでいて、同じ日本人の留学生もこれが1番美味しいって言ってました。きっと日本人に合う味です。自助餐はお店によってはベジタリアン専門のお店もありました。


写真:寮の様子/長舩さん提供
写真:寮の様子/長舩さん提供


◆お2人とも台湾留学中は寮に入っていたと思いますが、ルームメイトには日本からお土産を買っていきましたか?

 

阿部さん:スカイツリー型のクッキーとか、東京はもんじゃが有名なので、もんじゃ味のお菓子とかを買っていきました。仲良くなった台湾の子からはピンバッチや缶バッチ、ブレスレットを貰いました。

 

長舩さん:私も日本ぽいものがいいかなって思って、抹茶のお菓子やキットカットなどを持って行ったらすごく喜んでくれました。貰ったものでびっくりしたのが、台湾ってマンゴーが有名じゃないですか。ある日、韓国人のルームメイトの子に「マンゴー買ってきたからあげる」って言われて半分に切られたマンゴーを貰いました。びっくりしたけど美味しかったです。


写真:お土産/長舩さん提供
写真:お土産/長舩さん提供
写真:乖乖/阿部さん提供
写真:乖乖/阿部さん提供
写真:台湾ポケモンセンター限定ピカチュウ/長舩さん提供
写真:台湾ポケモンセンター限定ピカチュウ/長舩さん提供
写真:台湾ICカード/阿部さん提供
写真:台湾ICカード/阿部さん提供


◆お土産で買ったものでおすすめの物はありますか?


長舩さん:私は自分の写真を見返して、お土産買いすぎたなって反省してるくらいいろいろ買いました。おすすめは台湾の無印良品限定のお菓子です。「鉄観音茶ポップコーン」がすごく有名ですが、「金萱烏龍豆渣米酥餅」もおすすめです。あと、台湾のコンビニで買えるドライフルーツのグァバも日本ではほぼ買えないと思うのでおすすめです。クセになる味で美味しかったです。母に喜ばれたのはほんだしのホタテ味。台湾でしか買えない味です。

 

阿部さん:私は自分が食べて美味しかった乖乖(グァイグァイ)というお菓子。これが一番好きなんです。台湾のお菓子です。

 

長舩さん:自分用には台湾のポケモンセンターでしか買えないチャイナ服ピカチュウ。あとはICカードもいろいろデザインがあって可愛いのでお土産にもいいです。

 

阿部さん:カード型だけではなくキーホルダー型もあります。これがないとバスにも乗れないので留学中みんなで買いにいきました。コンビニで気軽に買えるのがいいですね。チャージもコンビニでもできます。

 

長舩さん:あと台湾マジョリカタイル。両親が台湾留学中に遊びにきたので、その時に一緒に台湾花甎(はなせん)博物館というマジョリカタイルの博物館に行ったときに買ったお土産です。



◆ルームメイトとか台湾でできたことは交流続いていますか?


阿部さん:続いていますこの間北海道に旅行に行ったので、台湾へ北海道土産を送りました。あと台湾の大学の授業で「日本の正月にすること」で「年賀状を書きます」と発表したことがきっかけで、年賀状をほしいと言われたので年賀状も送りました。

 

写真:中日翻訳ノートとプリント
写真:中日翻訳ノートとプリント

 


◆留学するにはたくさん勉強されたとおもいますが、このおすすめの勉強方法はありますか?


阿部さん:話すことですね。聞いて話す。実は私は留学に行く前ほとんど単語聞き取れなかったです。聞き取れる単語ですから你好(ニーハオ)とか謝謝(シェイシェイ)だけであとは本当に何もわかりませんでした。だから「もう一回言ってください」という中国語だけは覚えていこうと決めました。でも留学を経験して聞いて話すことが大事だと思いました。


写真:授業風景/長舩さん提供
写真:授業風景/長舩さん提供
写真:日本文化のテストの暗記プリント/長舩さん提供
写真:日本文化のテストの暗記プリント/長舩さん提供


◆留学中に試験はありましたか?


長舩さん:私はありました中間試験と期末試験があったのですが、その期間中は大変でした。日本語学科の日本文化のテストは、台湾の学生は日本語の単語を覚えて日本語で書くというテストだったんですけど、私は日本語の単語を中国語で書くというテストでした。そのテストで面白いなって思ったのが、例えば「熊手」は、台湾にはない言葉なのでテストでは熊手の中国語を書くのではなく、熊手の中国語の説明文を書かなければいけなくて、その説明文を覚えるのがとても大変だった思い出があります。



◆留学先で一番使った中国語ってありますか?


長舩さん:不好意思(ブーハオイース)。いわゆる日本語で言う「すみません」みたいな感じで使う言葉です。誰かに声かける時や謝る時のも使えて、便利な言葉でいっぱい使っていました。

 

阿部さん:私は不會(ブーフイ)とか謝啦(シエラ)を使っていました。謝啦は謝謝と同じ意味ですが、謝謝よりカジュアルで友達に向かって使う感じです。不會は「どういたしまして」という意味です。この言葉は中国大陸と発音が違って、そこも面白いです。


写真:単語練習ノート
写真:単語練習ノート
写真:単語練習ノート
写真:単語練習ノート


◆それでは最後にこれから中国語を学びたい人にメッセージをお願いします


長舩さん:今、街中でも中国人が経営していて中国語しか書かれていないお店もあったりして、日本に中華圏の文化がすごく入ってきていて、流行していたりもすると思うので、中国語を使うチャンスが国内でも国外でも増えていると思います。もし、中国語や中華圏の文化に興味を持ったらまずはチャレンジしてみることが一番大事なのかなと思っています。チャレンジしたらきっと中国語のレベルとか関係なく、臆さず話せばきっと友達はできると思うし、そういう興味をもったことやチャレンジすることを大事にしてほしいと思います。

 

阿部さん:中国語を母語としている人の人数がどんどん増えていて、中国、香港、台湾の3カ国だけじゃなくて、今日本に中国人がたくさんいるように他国にも中国人がたくさんいると思います。だから、もし将来海外と関わる仕事をしてみたいって思う人がいるなら英語ではなく中国語でも関わることができると思います。あと中国語は漢字なので若干日本語の漢字と意味も似ているので、取っ掛かりやすいっていうのもあると思います。ただ発音難しいので、そこは頑張りましょう!



体験談①はこちらから



(text&edit:Tomoko Takeuchi、photo:Kiyori Matsumoto)



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