≪インタビュー≫ 中国語を学びたい人・台湾留学したい人必見!目白大学 中国語学科で学ぶ、現役大学生の留学リアル体験談①
- Manettia編集部
- 7月18日
- 読了時間: 8分
更新日:7月30日
目白大学とのコラボ企画 第一弾!
昨年好評だった、台湾留学を体験した目白大学 中国語学科で学ぶ現役大学生インタビュー。今年も阿部優莉菜さん、長舩真紘さんの2名にインタビューしました。留学先の選び方、現地での生活、授業の内容、食文化やおすすめスポット、そして中国語学習のコツまで。これから台湾への留学を考えている学生にとって、等身大のヒントが詰まったインタビューです。

◆大学で中国語を学ぼうと思った理由はありますか?
長舩さん:高校で外国語学習の同好会に入っていて、その時はドイツ圏の文化にも興味があったので、ドイツ語と中国語をやっていましたが・・・ドイツ語がすごく難しくて挫折しちゃいました。中国語は発音や喋り方が面白いなって思って、また中華圏の文化とか、中華料理も好きだし、台湾・中国にも興味あったのでそれがきっかけで、大学で中国語を学んでみたいと思いました。
阿部さん:私は、突拍子もなく、「あ!学んでみたい!」と思いました(笑)。あと、私のバイト先の目の前がホテルだということもあって、毎日外国人の方がたくさんお店に来るんですが、お客さん同士が話してる時の言語が英語の次になんとなく中国語が多いなって思ったのもきっかけです。中国は人口も多いので英語と中国語が話せるようになれば、世界中旅に行けるもしれないと思って、中国語学科にしました。
◆お2人は中国語を勉強するために目白大学を選んだのですか?
阿部さん&長舩さん:そうです。

◆中国語が学べる大学はいくつかあると思いますが、なぜ目白大学を選びましたか?
阿部さん:家から近く、オープンキャンパスに来てみたら、緑も多く学校の雰囲気が良かったです。あと先生との距離がすごく近いのもいいなって思いました。
長舩さん:中国語を少し高校で学んでいて、もっと勉強したいなって思った時に、目白大学は留学が必須であることと、長期の留学も行きやすいっていうのが魅力的でした。また、他の大学は大陸の中国に関することを勉強しているところが多いんですけど、目白大学は台湾も勉強できるっていうのがすごく大きな理由でした。あとオープンキャンパスに行って思ったのが、他の大学だと“教授”ですが、目白大学は“先生”。すごく親身になってくれてこの大学なら入学後も色々話を聞いてもらえたりできるかなって思ったのも理由の一つです。
◆入学してから大陸の中国を学ぶか台湾を学ぶか選ぶのですか?
長舩さん:いえ。どっちも授業で学びます。
◆入学してみて中国語学科の雰囲気はどうですか?
阿部さん&長舩さん:人数がすごく少なくて、高校の一クラスぐらいしか、一学年でいない
んですよ。だから、みんなの顔と名前を覚えられます。先生にも自分のことを覚えてもらえますし、とてもアットホームで和気あいあいとしている感じです。

◆台湾を留学先に選んだ理由を教えてください
長舩さん:私は目白大学に入学する前に長期で留学がしたいと思っていました。目白大学にはいくつか台湾の提携校があるのですが、その中で東呉(とうご)大学という大学が日本語教育がとても有名な大学で、その大学があるから台湾に留学しようと決めました。そこから台湾の食文化とかに興味をもち、また実際に行ってみて台湾が好きになりました。
阿部さん:私は中国に行く友達がいたので中国はその友達と行く機会があると思い、行く機会がなさそうな台湾に行こうと思い台湾に留学行きました。


◆留学先の大学はどのように選びましたか?
阿部さん:私は短期留学だったので、選べる大学が桃園市にある中原(ちゅうげん)大学だけでした。2年生の夏に行ってきました。短期留学は一カ月ぐらい、春休みか夏休みのどちらかに選んで行きます。
長舩さん:私は長期の留学で行ったんですけど、長期はいくつか大学が選べました。世新(せしん)大学とか東呉大学とか中原大学もある中で、私は元々中国とか台湾の中華圏の文化も興味がありましたが、日本の文化や日本のことにも興味がありました。日本人だから見れる日本の視点と、海外の日本語学科の学生の方の日本の視点は違うのかなっというのが気になったので、日本語学科で有名な台湾の東呉大学に留学先を決めました。





◆海外の学生から見た日本の文化の視点は、日本人の視点と違いましたか?
長舩さん:日本で生活してたいら気づかないような日本文化の視点がありました。また台湾の学生もこんなに日本のことを勉強している方がいっぱいいるんだって思いました。びっくりしたのが台湾の授業で日本の会社のマナーや電話のかけ方、メモの取り方などを台湾の大学の4年生が勉強していたことです。日本の大学でもやったことがないのに台湾の学生がこんなに本格的なことをやっているんだってすごくびっくりしたのを覚えています。これは留学しないと得られなかった経験だと思ってすごく貴重な経験でした。
◆台湾の大学で先に日本の会社のマナーを学んできたんですね!
長舩さん:そうなんです(笑)

写真:東呉大学キャンパス風景/長船さんさん提供
◆台湾の大学と日本の大学、違いはありましたか?
長舩さん:学食がすごく充実していました。学生たちも外のベンチとか階段に座って食事をしていて、それがとても海外の大学だなって思いました。台湾らしいところといえばドリンクスタンドのお店が大学内にあるんですよ。いろんなドリンクが安く飲めるお店もあってみんな行っていました。あと本当にびっくりしたのが、1番早い授業が朝8時から始まるんですが、みんな当たり前のように授業始まっても朝ごはんを食べながら授業を受けていて日本では見られない光景なのですごいびっくりしました。先生も特に何も言わず、みんな普通に朝ごはん食べながら話を聞いているのが面白かったです。
阿部さん:校舎が広かったです。学校の敷地内にスタバ(スターバックス)とかマック(マクドナルド)とかがあって、学生だけじゃなくて地域の住民も買いに来ていました。あと敷地内で犬の散歩をしているのも見ました。
長舩さん:その光景私も思い出した!大学の中にある寮に住んでいたので土日に大学に行くと当たり前のように大学の敷地内で犬の散歩をしている人や子供を遊ばせている人がいました。びっくりしてルームメイトに「大丈夫なの?」って聞いたら休日の大学は公園みたいなものだから大丈夫だよって言われました。休日は自由に学生以外の人も出入りしてい面白かったです。
◆留学にこれだけは持って行った方がいいっていうのはありますか?
阿部さん:台湾料理は全般的に日本人からすると油がよく使われているので、胃薬は必要ですね。やっぱり薬は日本から持って行くのが良いと思います。
長舩さん:長期留学の視点で思うのは、日本のメイク用品は台湾で買うとすごく高いので日本で買った方がいいと思います。
◆台湾のメイク用品は買いましたか?
長舩さん:友達にお土産で台湾コスメブランドで有名な「heme(ヒーミー)」を買っていきました。発色が良いと喜んでくれました。




◆留学中のお休みはどのように過ごしていましたか?
阿部さん:私は基本的には月曜日から金曜日まで授業がありました。授業が終わるのが17時ぐらいだったので、その後に現地の人と一緒にご飯に行ったり、夜市がすごい有名なので、留学生たちだけで夜市に行って、中国語を使って注文するとかを楽しんでいました。土日は、九份など有名なところに連れていってもらったりとみんなでワイワイ遊んで楽しんでいました。
長舩さん:私は月曜日が授業がなくて、平日は大学終わってから大学内でご飯を食べたり外に外食行ったりもしました。知り合った他の国の留学生の学生たちとご飯行ったり、もちろん日本人の留学生とも行ったり、寮のルームメイトと一緒にご飯行ったり遊びに行ったりしていました。


◆遠出はしましたか?
長舩さん:留学してから1人で遠出をすることが多かったです。事前に予定を決めずに突発的に動いちゃうタイプだったので、“ふいに行こうかな”みたいな感じで、台中の日月潭(にちげつたん/リーユエタン)という台湾ですごく有名な湖に行ったり、日本人の留学生の友達と一緒に台南に行ってきました。あと九份にも行きました。
◆行った中で特におすすめの場所はありますか?
長舩さん:日月潭ですね!日本人にはあまり知られてない湖なんですけど、日本で言うところの箱根みたいな場所で台湾では有名な観光地です。ネットですごく綺麗なエメラルドグリーン色の湖の写真を見て本当にこんなに綺麗なのかなって思って行ったんですが、本当にすごく綺麗な湖でした!
◆写真に嘘はなかったですね
長舩さん:嘘はなかったです(笑)。湖畔の周りをレンタサイクルでサイクリングもできるんです。とってもいい思い出になりました。これが最初の台湾の遠出の旅行だったので、それも含めてすごくいい思い出になりました。サイクリングは一周すると、たぶん半日くらいはかかっちゃうようなので、スタート地点から3分の1くらいまで行って戻ってきて、その後はスタート地点の反対側にある宿までフェリーで行きました。
◆日月潭は台北から日帰りだと難しいですか?
長舩さん:そうですね、ちょっと遠いので日帰りは難しいかと思います。
体験談②はこちらから
(text&edit:Tomoko Takeuchi、photo:Kiyori Matsumoto)
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