【独占インタビュー】『秘密關係(イッて終わりなわけがない!)』主演GUNO(王君豪)&成晞インタビュー「プライベートでもセリフを使って2人で遊んでいます」
- Manettia編集部
- 7月26日
- 読了時間: 8分
日本のBL(ボーイズラブ)マンガ『イッて終わりなわけがない!』(略称『イておわ 』)が、台湾で『秘密關係』のタイトルで実写ドラマ化されることが決まり、2024年12月15日(日)に台湾でクランクイン、2025年7月22日(火)より台湾・韓国で順次配信が始まりました。そして日本国内でも今秋より配信スタートすることが決定しました。

日本での配信に先駆けクランクイン直後の2025年冬、主演のGUNO(王君豪)と成晞にインタビューを行いました。
(一部内容に触れる質問があります)

◆今回の演じる役と役名について教えてください
GUNO(王君豪/以下GUNO):皆さん こんにちは。陸(陸俊晞)の役を演じさせていただくGUNOです。この役は明るくてすごく前向きな性格をしています。この役をいただけたことをとても光栄に思います。よろしくお願いします。
成晞:皆さん、初めまして。私は成晞と申します。拓真(韓拓)役を演じさせていただきます。拓真は、見た目はとてもクールですが中身はすごく熱い情熱を持っています。また、とても賢くて頭がいい人なので私にとってこの役はチャレンジでもあります。
◆このドラマの出演が決まった時、どんな気持ちでしたか?
GUNO:最初決まったときの感想は嬉しい反面「本当に僕でいいですか?」 と思いました。演技の経験が全くなかったので、少し怖く、また心配なところがありました。果たして私を選んでいただいた皆さんのご期待に添えるかどうかすごく心配でした。でも今は楽しんで撮影に臨んでいます。
成晞:僕も役をもらった時は心配でした。拓真という役は一見クールですが中身は繊細で、また愛情と友情の両方を手に入れる表現の仕方をどのようにすればいいか最初はすごく心配していました。感情を表に出しすぎてはいけない役柄で、出しすぎてしまうと拓真からずれてしまうので事前に役作りのためにいろいろ工夫をしました。また建築学科の学生という設定なので、日本の有名な建築や建築家のインタビューも観て勉強しました。
◆成晞さんは役を演じるにあたって日本の建築を勉強されたのですね。気に入った日本の建築はありましたか?
成晞:安藤忠雄さんの作品が好きです。お気に入りは「光の教会」です。十字架を射し込む陽で表現しているところ、また光と建築、自然の調和がすごくうまく融合されているところにとても感動しました。

◆撮影スタートしてから1ヶ月程と聞いていますが、役を演じるにあたって難しいと感じることはありますか?
GUNO:僕にとって一番難しいのは、心境の変化です。最初、拓真への感情は友情でした。それがどういう風に愛情に変わっていくのか模索していくことがすごく難しいです。自分なりに解釈するのに時間がかかりました。僕は今まで一度も恋をしたことがないので、「恋をする」ということがちょっと難しいです。一体「恋に落ちるっていう気持ちは何なのか」。経験したことがないのでそれを想像するのが難しいです。
成晞:拓真という役は先ほども話したとおり、一見クールですが心の中には情熱や愛情が溢れている性格です。その表現の仕方がすごく難しいです。感情を全部表に出してはいけないので、観ている方に陸へのひそかな愛情をどのように伝えればいいのかが難しいです。表現の仕方や演技の仕方がすごく難しいです。
◆演じる役と自分が似ているところはありますか?
GUNO:陸と似ているところは性格ですね。すごく似たような性格をしていて、自分自身も笑い上戸で、また人からの頼み事やお願い事を断るのが苦手です。そして人助けや世話を焼くことが好きという性格もよく似ています。
成晞:まず、僕も拓真と一緒で笑わないとクールで怒っているように見えるとよく言われます。本当は優しい人だと言われることも拓真と似ているんじゃないかなと思います。また拓真はストーリーの中で10歳の時にお母さんと離れています。僕もお母さんが早いうちに亡くなっているので、演じるときはその時の気持ちを思い出して自分なりに拓真を演じています。あと拓真は子供の頃とても内気で人と話すのが苦手だったんですよ。僕もこういう仕事を始めてから社交性が出てきたので、そういった変化も似てます。
◆ではお二人のドラマの中のお気に入りのシーンを教えてください?
GUNO&成晞:病気になった拓真を陸がお見舞いに行って告白するシーンです。
成晞:あと僕はもう1つ好きなシーンがあって、ドラマの中で舞台劇をやるシーンです。拓真が「陸とはもう友達でいたくない。すべて投げ出して恋人になりたい」と決心するシーンです。プライベートでもそのシーンのセリフを使って2人で遊んでいます。
◆『イッて終わりなわけがない!(秘密關係)』は恋愛のお話しですが、GUNOさんはさっき恋をしたことがないと言っていましたよね。もし好きな人ができたら積極的にアプローチしますか?
GUNO:積極的に自分からアプローチしないですね。実は中学校1年生の時に好きな人ができて告白したんですが、断られました。その後は好きな人はいないのですが、たぶん好きな人ができても自分からアプローチしないと思います。
◆成晞さんはどうですか?
成晞:友達には自分からアプローチしないタイプと言われます。僕は自分の哲学みたいなものがあって、全ては運命や宿命だと思っているんです。神様がシナリオを書いてくれていると。だから人と人の出会いには全部縁があって、今この場所で会っていることも縁だと思います。だから好きな人に会った瞬間にもしかしてアプローチするかもしれないし、相手からアプローチされるかもしれない。それも全部運命や宿命で、定められたシナリオだと思っています。僕、運命を信じるタイプなんです。だからアプローチするかしないか、それも出逢ってみないとわからないです。

◆目標にしている人や憧れの俳優さんはいらっしゃいますか?
GUNO:韓国の俳優、コン・ユさんです。彼がドラマや映画で役を演じていても演じているように見えず、彼自身がその役柄の人に見えます。特に泣く演技が素晴らしいです。彼の涙は観ている人の共感を生みます。尊敬しています。
成晞:香港の俳優、トニー・レオンさんです。彼の芝居は目線や視線の流れなど演技が目に現れていて、視線の先にも芝居があります。それを見ているととても凄いと感じます。とにかく演技がとても上手なのでその演技力にとても憧れています。
◆もしお二人が日本のドラマに出るとしたら、どんな役をやってみたいですか?
GUNO&成晞:アニメの実写化の役を演じてみたいです。
GUNO:僕はワンピースのルフィーをやりたいです。
成晞:呪術廻戦の五条先生の役をやりたいです。
◆お2人ともアニメが好きなのですね。
成晞:アニメ大好きです!超好き!(笑)
GUNO:僕もNARUTOや呪術廻戦を観ます。
◆成晞さんも日本のアニメ好きですか?
成晞:NARUTOやチェンソーマンなど、なんでも観ます。あとは宮崎駿の作品も観ています。
GUNO:僕は料理も好きなので、極主夫道も好きです。
◆今、マイブームはありますか?
GUNO:ポケモンカード。カードもアプリゲームもやります。普段はグループ(BUGVEL)のメンバーと一緒に遊んでいます。
成晞:僕はシンガーでもあるので、ブームではなく趣味ですが音楽を創ることです。
◆美容で気にかけていることはありますか?
GUNO:保湿ですね。一番重視しています。乳液をたっぷり塗っています。
成晞:僕も保湿ですね。アレルギー体質で鼻水が止まらず鼻周りがいつも乾燥しているので、そこを特に重点的に保湿をするようにしています。あとは睡眠です。
◆おすすめの台湾料理を教えてください
GUNO&成晞:ルーローハン!あとは昨日2人で一緒に食べに行った薑母鴨(鴨の生姜鍋)です。すごく温まるので冬におすすめの料理です。
◆お二人は仲良くなるために特別にしていることはありますか?
GUNO&成晞:キスです。例えばカメラリハーサルで手しか撮っていないときでも、その本番のシーンがキスシーンだったらカメラリハーサルでもキスをしています。
◆予想外の答えでびっくりしました!
GUNO:僕は今までキスをしたことがなくて、初キスが成晞さんです。クランクイン前の台本読み合わせの時に迫られたときは、指先を挟んでのキスでしたがとてもドキドキしました。その後慣れてきたというか、安心できるようになりました。

◆ありがとうございます。それでは最後にファンの皆さんにそれぞれメッセージをお願いいたします
GUNO:僕と成晞くんで、たくさんの時間をかけて最高の芝居を皆さんにお届けしたいと思っています。ぜひ観てください!そして応援お願いします。
成晞:初めて漫画が原作の役をやらせていただくことになり、すごく嬉しいです。また僕たちがどのように漫画の中の主人公たちの愛情や気持ちを表現していくのかを日本のみなさんもぜひ期待してください。そして、私は日本がとても好きで日本の漫画も大好きです。今回、日本の漫画という繋がりができてとても光栄だと思っています。ぜひ楽しみにしていてください。
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(text:Tomoko Takeuchi)


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